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塩瀬総本家の初代林浄因は宋の人で貞和5年(1349)中国より来日し、奈良に住み、饅頭を製し宮中に献上しました。これが日本の饅頭の元祖と云われております。室町時代、後土御門天皇より「五七の桐」の御紋を拝領し、後水尾天皇より「塩瀬山城大掾」の名を許され、又足利義政公より「日本第一番本饅頭所」の直筆の看板を贈られました。この栄誉ある「塩瀬」を屋号とし、650余年奈良、京都、江戸(東京)と居を変えましたが、その味と技は絶やすことなく伝承して参りました。和菓子は四季折々の自然の趣向を表わす日本独特のお菓子です。お菓子の原点に返り自然の恵みに感謝し産物(原料)を大切に使わせて頂き、その持ち味を引き出しお客様が召し上って心なごむようなお菓子を作りたいと念願しております。
三十四代店主 敬白
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